<ATX電源用コネクター>
 20pin ATX 電源コネクター 20pin Power Cable

マザーボードへの電源供給コネクターです。
基板側がオスで、下記の表のような接続になっています。
従来のAT電源と比べて、コントロール信号ターミナルが追加されています。
使用されているケーブルの色で端子を着色しました。

Signal Name Pin Top View Pin Signal Name
+3.3V 11 1 +3.3V
-12.0V 12 2 +3.3V
GND 13 3 GND
PS-ON 14 4 +5.0V
GND 15 5 GND
GND 16 6 +5.0V
GND 17 7 GND
-5.0V (N/C) 18 8 PW-OK
+5.0V 19 9 +5V SB
+5.0V 20 10 12.0V


Intel Pentium 4 のマザーボードへの電源供給コネクターは
12V電流容量が大きいため、SFX 12V コネクターが設けられています。
基板を上から見た接続図になります。

Signal Name Pin Top View Pin Signal Name
+12V 3 1 COM (GND)
+12V 4 2 COM (GND)

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24pin Power Cable
CPUの多機能化によりPin数が増え
それに伴い電源コネクターも 24pinのものに切り替わりつつあります。
MotherBord 側のコネクター上面図です。

Signal Name Pin Top View Pin Signal Name
+3.3V 13 1 +3.3V
-12.0V 14 2 +3.3V
GND 15 3 GND
PS-ON 16 4 +5.0V
GND 17 5 GND
GND 18 6 +5.0V
GND 19 7 GND
-5.0V (N/C) 20 8 PWR-ON
+5.0V 21 9 +5V SB
+5.0V 22 10 +12.0V
+5.0V 23 11 +12.0V
GND 24 12 +3.3V

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 [付録]
電源と直接関係はないのですが…
CPUの消費電流が増え発熱が多くなると、パソコン内部の温度が異常に上昇し Motherboard 電源回路付近のコンデンサがパンクすることが多いようです。
「よくまぁこんな壁を作った…」と感心するような部品配置ですが、通風が良くないのでしょう、青いコンデンサはすべてパンクしています。 左の黒いものは正常ですが、赤くチェックしたものは頭が開いて 電解液が漏れています。 数本は下側のゴムから電解液が漏れていたようです。 写真のコンデンサは小型・高容量で温度指定が−40+105℃のものですが、使われている場所によっては内部でも発熱するので注意が必要です。
 ★リソースがなくなる…、急にリセットがかかる…、という時はカバーを開けて内部をチェックしましょう。

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