<LANコネクター>
(10BT/100BT Ethernet)
同軸ケーブルを用いた 10Base-2 は端末の不具合がシステム全体に影響を及ぼすことから
電話線に用いられていたツイスト・ペアケーブルを用いての10Base-T の接続が一般的になった。
通信速度も 100Mbps の100Base-TX へと変わった。
10Base-T はセグメント長が最大 100m、ハブ(リピータ)は4段まで可能であり、
収容端末数の多いネットワークを比較的簡単に構築できる。
100Base-TX はセグメント長は最大 100mであるが、高速になった分
衝突検出時間の関係でハブ(リピータ)は2段までに制限される。
端末(MAU)をハブを介して接続する場合に用いる 端末機器(MAU)同志を接続する場合に用いる
Pin 1 2 3 4 5 6 7 8
Signal TD+ TD- RD+ NC NC RD- NC NC
NC は未使用 
ケーブルの種類
カテゴリー 用  途
カテゴリー1 電話(音声)用でデータ転送には不向。
カテゴリー2   4Mbps までのデータ転送。 ISDN、電話機用
カテゴリー3  10Mbps までのデータ転送。 10Base-T、ISDN、電話機用
カテゴリー4  16Mbps までのデータ転送。 10Base-T、16Mbps Token-Ring
カテゴリー5 100Mbps までのデータ転送。 100Base-TX
ケーブル結線の違い
ストレートケーブル
ハブ(リピータ)を用いて機器同志をつなげる場合にはストレートケーブルを用いる。
ハブ内で TD-RD のクロス接続がなされているのでコネクタの接続が簡単になる。
クロスケーブル
端末同志(パソコン2台等)を直接接続する場合にはクロスケーブルを用いる。
TD+…RD+、TD−…RD−、
RD+…TD+、RD−…TD−
になるように結線する。
最近の機器で ケーブルを自動判別してくれる ルーターや インテリジェントHUBを使っている場合は、クロス・ストレートのケーブルはどちらでも自動的に判別され、簡単に接続できる。

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